第2書『人の声』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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1章- 27,28 | 人間がどれだけ正義を唱えても、神は戦争を望まない | 「戦争が永遠になくなれば,平和が訪れます」と神は人間に言いましたが,私は「なんて馬鹿げたことだ!」と嘲笑いました。 私はこう言いました, 「戦争は人口過多となる世界を防ぐための必要悪だ!」 そう,私はまるでそれが正義であるかのようにこう言ったのです。 「正義のため,弱者を守るために私は戦った!」 同胞を破壊していく中で,わたしは殺戮者として成長しました。 御父が創造されたこの楽園で,ブドウ園の剪定ナイフのように,私は自分を剪定していたのです。 |
1章- 32,33 | 今までの宗教では、世界に平和は訪れない | 彼らは永遠にお互いを破壊しています。御父が「殺しあうな」と仰せになられていたにも関わらず,彼らはそれぞれが信仰する宗教のために紛争や殺戮を行っています。 しかし彼らの誰も,自分の理解できる範囲で平和,愛,美徳を実行していません。 宗教では,地上の全ての国や町から罪を救済することができないのです。 |
1章- 38,39 | 平和と愛、美徳、真実の道が開かれ、この世界での暮らしが喜びで満ち溢れんことを | ジェホヴィよ,あなたは人々に平和,調和,善行をもたらす秘訣を持っております。 戦争,犯罪,貧困が,終わりの時を迎えますように。 平和と愛,美徳,真実の道を開き,あなたの子供たちが永遠に,その暮らしの中で喜び,あなたとあなたの創造物を賛美することを。 地球上の全ての国家で,この声があなたに伝わらんことを。 |
第3書『ジェホヴィの書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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1章- 1,2 | 全にして一、一にして全 | 全てでした。全てです。やがて全てになります。 『全なる者』の語ったことやその動作は,かつてそうであったこと,今がそうであること,やがてそうなることです。 全宇宙は『彼の御方』の一部である以外の何物でもありません。 |
1章- 5,6 | 自由は「不自由」があってこそ実感できる | 私は,はっきりと分かる2つの要素から構成されています。その要素とは,1つは『目に見えないもの』であり,もう1つは『目に見えるもの』であり,それ自体は無力で『実体』と呼ばれています。 |
1章- 7 | この世界で愛を知るために、男と女が創られた | 地球上で暮らす全ての生物の長として,私は人間を創造しました。 私は人間の男女を創造しました。 |
2章- 2 | 不死では愛は浅く、死ゆえに深まる | 私は人間が『実体界』の物事を学ぶため『実体界の肉体』を用意し,人間が大宇宙に昇天し,私の『精霊界』を受け継げるように『死』を用意しました。 |
7章- 21-25 | 茨の道を歩む者にこそ、未来は開かれる | もしもあることを強要されたとして,それがその人にとってどのような栄誉があるというのでしょうか? 人々にとっては,不従順という刺し傷を知らずに成長するよりも,多少傷を知った方が良いのです。 |
第4書『セタンテスの書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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1章- 28 | 叡智なき愛は盲目であり、愛なき叡智は冷酷である | 叡智や愛によってあなたは強くなり,その強さによってあなたは成長していくのです |
3章- 27 | 霊魂の糧は、自然の恵みに宿る | 大地で成長した木々,果実,花,穀物,種子,球根から,私は大気界へと絶え間なく収穫物を作り続け,天界で新たに生まれる霊魂の栄養分としています。 |
7章- 9 | 霊魂は、記憶と想いを抱いて次の命へと受け継がれる | 人間は永遠に成長し続けられます。 |
8章- 15,16 | 支えられてきたことを思い出す者が、真の成長者である | 私は『最後の日』まで,いくつかの人間の部族を闇の中に閉じ込めておきます。なぜなら自惚れた人間は困らせた方が良いからです。 |
13章- 2 | 不平等な世界でも、評価は平等に訪れる | 強き者は弱き者よりも多くの功績を残すかもしれません。ただ公平を期すのであれば,私は後者の方を重視します。 |
19章- 21 | 未来の光のために、いま手放す愛もある | 私は定命の者たちと天使たちの間に結ばれた愛を引き裂くこともできます。なぜそうするのかと言えば,あなたたちには地球から離れて,大宇宙で私が創ったこの輝かしい世界を見てほしいからです。 |
20章 -12 | 死とは、次の人生へ向かう扉である | 私が生命を与えた子供たちを昇進させるため高位の身分の彼らが身を窶しているのは,私とより一つになろうとするためではないのですか? 『私の模範』の後を追い,人生を楽しむ者として創り上げた彼らは,あらゆる力,叡智,愛を獲得するための道を歩んでいるのです。 |
21章- 5-8 | 別れは終わりではなく、次の再会への扉である | ジェホヴィが冬の後に夏を与え,夏の後には冬を与えるように,一緒に働いたり,幅広い分野で働いたり,一時の間別れたりと,出会いと別れを何度も何度も永遠に繰り返すものなのです。 『誕生』という栄光があれば,『死』という栄光があります。死に『悲しみ』があるように,復活には『喜び』があります。長らく見えなかったものがついに見えるようになるのです。 |
第5書『最初の主神たちの第1の書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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3章- 17-19 | 悔しさは、魂の糧に変えることで成長になる | 勝利を学ぶのは肉体ではなく,霊魂なのです。 |
第6書『アションの書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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3章- 18 | 情報があふれる時代に、最も必要なのは謙虚な心 | どうして人間はこんなに思い上がっているのでしょうか? 人間は自分の力と知恵に誇りを持っています。私は自分の手札の中から最も弱い,日照り,雨,風といったものを送り込みます。すると彼らは何の力もない人間であることを示してくれました。 |
4章- 5-7 | 善行は日々のパン。飢えた心は無力となる | 私はドルジとドルク人から,ジェホヴィに選ばれし者の恩恵を取り除きます。私は彼らを貧しいままにしておきます。 大勢の自惚れた大人を相手に奮闘し,1人の救済に失敗するぐらいならば,子供の時から苦労させて成人した時に正義を教えた方が良いのです。 叡智と善行は『日々の食事』に過ぎません。良からぬことに耳を傾けないように説教してください。 ジェホヴィは人間に飢餓感を覚えさせました。そのため人間は食料を愛します。 飢えがなければ,人間は何も食べないでしょう。 ジェホヴィが食料を与えなければ,賢明な神は人間が無力だと分かっています。 |
4章- 9 | 奪われたものより、育った自分を誇れ | 偉大なる霊魂は,努力することで叡智と力が成長するように人間を創造したのです。 |
4章- 10 | 成長なき平和は、滅びへの序章に過ぎない | 彼らは安らぎと快適さを求めます。無力な彼らはますます無力になり,やがて倒れていきます。 彼らは永遠に続く破滅の道にいるのです。 |
9章- 19 | 失敗もまた、創造主の教材である | 私の名の下に仕える者は誰であれ,私の息子であり,娘です。 あらゆる人間は,賢者や愚者でも私の表現となるのです。その中には舌が厚く,話下手な人もいるかもしれませんが,それでも彼らは私の可愛い息子であり,娘なのです。 |
第7書『主神の第2の書の書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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2章- 11 | 耳をふさぐ者は、いずれ孤独に沈む | 人間は誰も尊敬しなかったため自分を手本とし,やがて傲慢になりました。 |
第8書『16周期の梗概』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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3章- 10 | 争いの果てに残るのは、正義ではなく空虚かもしれない | 人々は1日で賢くなりますが,次の日には愚かになります。一世代で書物や太陽,月,星の知識,物理界の数学を吸収して習熟しますが,その次の世代は互いに殺し合うのです。 |
第9書『アフの書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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1章- 4-7 | 闇があるからこそ、光は価値を持つ | あなたの創造主の声を聞いてください,天界の天使たちよ。 彼らに天界と広大な地球の栄光を求めさせなさい。 彼らに大宇宙の太陽や星々を見せなさい。なぜなら太陽や星々は私の言葉だからです。 私の声は天空に行き渡っているのです。崇高な地にいる賢明な天使はその行き渡る音を聞いているのです。 |
1章- 26-28 | 猿を兄弟と呼ぶとき、魂の由来を見失う | 人間は元々いなかったのです。私が人間を創造したのです。 人間は私の計画や裁きについてあれこれと推察しますが,人間は自分の僅かな知識で自惚れ,全てを知った振りをします。 全てにおいて人間は何よりも私の力について教わり,その次に私の叡智を教わるべきなのに,そのことを知らないのでしょうか? 彼らは死後の地獄や破滅の世界を知らないのでしょうか? |
1章- 29-30 | 生命は一度きりではなく、成長の連なりである | 人間には,私が地獄と破壊を今日追い出したということを理解するだけの叡智がありません。 ドルジは人間の愛であり,吸血鬼のように互いを喰らい,両方を破滅させるのです。 しかし私は今回のことが彼らにとって良いことであると知っています。 |
4章- 7,8,9 | 成長とは、苦しみの中で得られる最高の褒美である | 私が子供のため母親にだけ『愛の才能』を与え,それで終わりだとは思わないでください。なぜなら幼年期では,その才能が彼女の心と子供を縛り付けるように,私の女神の同種の才能は無力な世界に広がっているからです。 私の女神たちは,実体界の牢獄から永遠の光へと救済される何千,何百万の精神体にとって助産婦であり,母親のようだと思いませんか? |
5章- 7,8,9,10 | 驕りが導くのは支配ではなく、崩壊である | 多くの天使たちは,自分が最上位者と思い込んで以来,誰も掟を守らなくなりました。 新しく死んだ霊魂は天界の知識がなく,それぞれのやり方で定命の者たちを導くようになりました。 そのことに気付かないまま精神が混乱した定命の者たちは本来の目的を見失い,地球にとって無価値な存在となってしまったのです |
8章- 24 | 苦しみの原因は、他人ではなく、自分の中にある | 私の息子よ,人間や天使たちが自惚れたり,私の神や主神たちへの批判に対して不満を抱かないでください。なぜならそのような自慢気な者に,私は試練を与えるからです。 地上や天界のどちらであっても,私は彼らに相応しい仕事を用意できるからです。 |
8章- 27 | 自分の無力を知ったとき、人は他者に優しくなれる | 私は天界に入界する人間を,地上での生活と同じように無力な存在として創りました。人間が自分よりも上の存在に依存することで,高き者と低き者,強き者と弱き者,光と闇が一つになることを理解するためです。そして人間が『私の工場』で勤めることになった暁には,他の者がその者を磨くように,その者もまた,自分より劣る者たちを磨いていくということを学ばなければならないのです。 |
8章- 28 | 他者のための善こそが、真の救済への道である | この太陽の下で,自由と栄光の上天から降臨した私の主神が,肉欲に塗れた者や闇のエスヤンを統治することの一体どこに利益があるというのですか? 他人のために善行を施す『愛』こそが全てで,その見返りに『愛』という豊穣な収穫物が保証されることを,私は地球で証明してきたではありませんか。 |
8章- 29 | 奉仕の喜びもまた,人生の楽しみ方の一つである | 私が生命を与えた子供たちを昇進させるため高位の身分の彼らが身を窶しているのは,私とより一つになろうとするためではないのですか? 『私の模範』の後を追い,人生を楽しむ者として創り上げた彼らは,あらゆる力,叡智,愛を獲得するための道を歩んでいるのです。 |
10章- 2,3 | 出来の悪い子を導くことに、最も大きな光が宿る | 闇の子供はあなたの家族であり,天界のあなたの家の栄光は,あなたが彼らの中で顕現させる光がもたらすのです。 |
10章- 11-13 | 建前は音声、本心は魂の声 | なぜなら自分の中で矛盾が生じている者は何も成し遂げられないことが証明されているからです。一方で,自分の中で調和が取れている人は力強く,その者は良い目的に向かって自分を律していきます。 |
第19書『フラガパッティの書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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19章- 6,7,8 | 功績の大小ではなく、心の姿勢が問われる | 正義を貫く私たちの価値観で言えば,私たちの限界に大なり小なりあっても問題はなく,それが最大の栄誉になるのではありませんか? 人間が正義を貫くことは,その者の王国にとって完璧な栄誉になりませんか? 『私は自分の力と叡智において,できる限りのことを行いました』と言える者は,人間や神々の中でも最上位の人物なのです。 |
19章- 20-21 | 真の進化は、恥を恥と知る心から始まる | 何よりも,裸でいることが恥ずかしいと思わせるようにしなさい。そうしなければ,彼らにとってこれ以上の復活はありません。 |
21章- 14-19 | 怠惰は霊魂を眠らせ、行動はそれを目覚めさせる | 私が進化を与えたのは石でも木でも動物でもありません。ただ人間にだけ進化を与えたのです。 |
24章- 15 | 自らの高みに満足した時、成長は止まる | 自分の理想の高みに到達した者は誰であれ,地獄の絶壁の上に立っています。 愚か者は古代の人間を嘲笑します。その者は誰かを蔑むことを喜びとします。しかし賢い者はより偉大なる人物になろうと努めます。 『全人格』を蔑むことは,その御方に仕える人々を蔑むことなのです。 |
24章- 24-28 | 科学が届かぬ場所を、直感が照らす | 知識を広げるとともに,証拠も揃えていかなければならない。 『ごまかし』はコスモンの時代では取るべきではありません。 |
29章- 5,6,7 | 変化は命令からは始まらない。気づきから始まる | 狂った霊魂は定命の人間よりも儚いのです! 彼らは自分の奔放な考えに基づいて行動しています。 若者,病人,錯乱した霊魂にとって,実体界の肉体は家なのです! これは彼らがどのように正気を取り戻していけばよいのかを私たちに示しているのです。 |
第20書『神の言葉の書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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12章- 19,20 | 運命の出発点は選べなくとも、行き先は選べる | 最初の『誕生』より先に,子供の意志や力がその運命を決めることはありません。しかし霊的な誕生,つまり定命の者の『死』より前に,人間が次の世界の自分の『未来の運命』を決めるために行うべきことはたくさんあります。 |
12章- 32 | 賢者とは、信仰と知識の間に橋を架ける者である | 全ての人間には『信仰』と『不信仰』という2つの状態があります。 人間が『不信仰』になると,真実と知識を追い求めます。しかし人間が『信仰』になると,幸福を見つけようとします。 しかし後者は『愚鈍』になり,前者は『残忍』になります。それ故に賢い者は,この2つの状態の均衡を保つようにするのです。 |
13章- 7,8,9 | 世界が不完全だからこそ、人は成長できる | どうやったらこの世界から逃れられるのか教えてほしいぐらいです,ザラツゥストラよ。この人生は一体,何の役に立っていると言うのですか? あなたは自分の人生を楽しんでいないので,自分の哲学が不完全であることに気付いていますが,世界も不完全であることに気付いていません。 私がこれから明らかにすることを信じ,それを信仰していけば,幸福になれます。 私がこれから語る神は『至高の御方』であり,永遠の生命の種を持っています。あらゆる頂点に君臨し,至高の考えを持ち,それについて語ってくださり,至高の観点から気付かせてくれる御方であり,信仰を超越した『真なる神』です。その神の主人は自分であり,人間がパンを食べるように,幸福を糧としています。 |
15章- 3 | 祈りが誰かのためである時、神はその声を聞いている | もしも人間が自分に関係することや自分が心配に思っていることに関して『あらゆる光』に質問したら,その者はテトラクトから答えを受け取ります。 しかしもしもその者が他人や彼らへの善行のために『あらゆる光』に質問するのであれば,イフアマズダから答えを受け取ります。 |
15章- 12-16 | 悔い改めた心は、天界に届く | 神を自称する者たちは,自分たちに何が待ち受けているのかを知れたらよいのに! 誰かがこういった不幸な者たちと共に働かなければいけないのです。 人間が王や主神,神になることを望むのはとても良いことなのです。 |
18章- 25 | 肉体を裁くことより、魂を導くことが大切である | 人間を殺すことでその者を取り除けるとは思わないでください。あなたが力を持っているのは実体界の部分だけです。精神体は決して死にません。オーマズドは公正です。 あなたが傷つけた者たちを,あなたは回復してあげなければいけません。 |
18章- 26 | 処刑が浄化を生むことはない。贖罪が霊魂を浄化する | 私が殺した者が悪人だったとしたら,それは善行ではないのか? その者を殺すことは大いなる悪です。あなたはその者を善人に変えなければいけないのです。 誰もあなたに従属することはありません。全ての人間は創造主の下に等しく創造されたのです。 全ての人間は彼から創造され,彼に従属するのです。 |
19章- 1 | 復讐の炎は、死後の魂をも焼き尽くす | 長く抑圧されてきた人々は復讐を好むものです。 |
21章- 6,7 | 優しさを差し出す手が、魂の格を決める | 私が目を鋭く凝らして,世界中の何よりも,自分の心を見つめられるようにしてください。 他人の罪に対して目を閉ざしその善良なる部分を私に見せて,私が自分の愚かさに恥じ入るようにしてください。 いかなる男女や子供に対して中傷しないように私の舌を封じてください。なぜなら彼らはあなたが手ずから創造された創造物だからです。 |
24章- 7 | 自由とは、他者の自由を尊ぶところから始まる | 自由を求めて叫ぶ者は我儘な人間であり,人間は公共の利益のために多少なりとも自分の自由を犠牲にする意志がなければ,オーマズドの前に立つ価値はないのです。 |
24章- 18-22 | 赦しと愛が、霊的な「家」を築く | もしも善良な女性がいたとして,オーマズドに誓った後で悪い夫に自分を捧げるつもりがないのであれば,彼女は善良でなく,自分を愛する者です。善良な女性は自分に尽くしたりしません。 妻を虐待する悪い男や欲深な男はいます。このことを全ての乙女たちは知らないのでしょうか? むしろ悪い夫を持った賢妻はオーマズドにこう言うべきです。『私は自惚れていたので,御父よ,あなたは私を叱責しました』 もしもあなたが私を憎んでいたとしても,私はあなたに愛されるためさらに善行に務めます。 もしもあなたが私を殺したとしても,私は天界に行き,あなたのために家を建てます。 |
25章- 21-24 | 人の価値は、心が喜びに向かう時に輝く | 価値は人間同士の交換の比率で決まるのではありません。 価値というのであれば,一切れのパンや,亜麻,羊毛の方にこそあります。 なぜなら人間は価値がないものに価値を置いているからです。その者は偽りと死の中に家を建てているのです。 |
26章- 1,2 | 他人のために尽くす心が、自らを地獄から遠ざける | 地獄の炎から逃れるには何をすればよいかと考えないでください。なぜならそれは自分のために働くことだからです。 他人に尽くすには何をすればよいかを考えなさい。 |
26章- 3,4 | 悪人は未完成の作品──だからこそ希望がある | オーマズドによって創造された全ての人間もそうなのです。善人は完成されていますが,悪人は未完の作品なのです。 |
29章- 25,26 | 赦しとは、魂を救う唯一の道である | 現世では彼らは怒り,愚かであったため,現世に執心しています。 死者には『愛の言葉』を発するだけです。 あなたたちの愛と赦しにより,彼らを地獄の苦しみから救うことができるのです。 あなたたちが他人を救えば,オーマズドはあなたたちの精神を高めてくださるのです。 |
29章- 28 | 現世の心が、死後の世界をつくる | あなたが他人を救おうとしなければ,誰もあなたを救いません。なぜならこの世の全ての事柄は,地球と同じ法則が天界にも適用されるからです。 それが肉体の時に行われたことが霊魂でも引き継がれる『霊魂の継続性』なのです |
30章- 2-4 | 真の豊かさとは、欲を超えた心の自由 | 地球には2つの人種がいます。地球の事柄に夢中になる者と,天界の事柄に夢中になる者です。 どちらが良いかと言えば,後者の方です。 全ての者たちは『高位の光』を求めて生きなさい。 |
30章- 6 | 愛とは干渉ではなく、理解と距離の智慧 | 自分を知ることだけを心掛けなさい。あなたは隣人の番人ではないのですから。 自分の欠点を言い訳にしたり,過去の過ちを過度に反省したりせず,それらを今後の自分を完璧なものとするための糧として利用しなさい。 |
第21書『真神の書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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5章- 12 | 怠惰な魂は、悪に仕える奴隷になる | 説得しても改心しない者たちは,良心が乏しい主人の奴隷となり,強制的に働かすしかないのかも知れません。 |
7章- 4,5 | 代案なき反論は、ただの騒音でしかない | どんな世界でも問題が起きないのは,正義を遂行しようとする努力ではなく,問題から逃げているからです。 言葉というのは穀物を包む殻のようなものに過ぎません。闇の人間は殻についてとやかく言いますが,その中の果実にまでは言及しないものです。 |
7章- 6 | 聖典よりも教義を守れ。家よりも技法を残せ | 人間は家を建てますが,それはやがて朽ち果てます。それでも次の世代は家を建てなければなりません。そうしなければ建築技法が失われるからです。 失われるのは建築技法よりも家の方がまだ良いのです。 |
10章- 17 | 富は心を縛り、手放す勇気が魂を自由にする | 彼が豊かになれば,その富が火種となり競争相手との間に確執が生まれ,後に引けなくなります。 |
12章- 12-14 | 他人を削って築いた地位は、いずれ自分を滅ぼす | 遥か彼方には無数の精霊界があります。そこは住める世界とは聞いています。でも私たちはそれを知りません。この天界から離れる知識がないからです。だからやむなくこの穢れた地球に戻るしかないのです。 |
12章- 24-26 | 霊魂の通貨は奉仕である。富ではない | ここは果てしなき光の王国に到るための偉大なる旅の休憩所にしか過ぎないのです。 私のような神になるには,何も所有せず,何も残さず,受け取った全てを無償で与えることです。 |
14章- 18-19 | 自らの解任までは、その務めを投げ出すな | 指導者や責任者に飛びつかないのは賢いです。しかしその者が善良であれば,こう言うはずです。 「私は全力を尽くしてジェホヴィの叡智と力に誓い,前進します」 私たちの上に君臨する神々はそのような者にこそ救いの手を差し伸べるのです。 |
17章- 22 | 癒すことでしか、傷は償えない | あなたの平和と幸福は,あなたの下僕への償い,そして打ち負かしてきた者たちへの支援によってのみもたらされます。 何人も自分から逃れることなどできないのです。 |
第22書『クペンタアミジの書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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1章- 20,21 | 富は持ち越せず、徳は昇華する | 創造主が創造した人間には3種類の救済があり,第1は母胎からの救済です。泣き,何も持たず,無力な状態で生まれてきます。 第2はテトラクト(地上での情熱や欲望),深刻で恐怖に満ち溢れた状態からの救済です。 第3は偉大なる霊魂の敵からの救済です。 |
5章- 35,36 | 肉体は朽ちても、魂は学び続ける | 主神は彼らを育て,私と,私が彼らのために創造した世界の栄光を認識させ,彼らを叡智と純粋さと力において完璧な人間になるように導き,私の精霊界の天界に昇天し受け継げるように王国を設立しなさい。 |
6章- 11,12,13 | すべてを背負う者は、信仰を手放す | 始まりは私を試すことにあります。私の中のあなた自身の力を知り,あなたの中の私の力を知ることが,あらゆる力と叡智を結集させることに繋がるのです。 私への信仰を欠けば,人間は自分恃みとなります。私への信仰を欠けば,自惚れの強い神々は自分の王国を建てようとします。 人間の失敗は,私の力を気付かせる証拠となります。全ての王国の失敗は人間の信仰心の欠如を気付かせる証拠となります。こうして私の力は彼らの上に顕現するのです。 |
7章- 21 | 王冠を望むなら、その重さを知れ。死後も責任は終わらない | 神を自称する者たちは,自分たちに何が待ち受けているのかを知れたらよいのに! 誰かがこういった不幸な者たちと共に働かなければいけないのです。 人間が王や主神,神になることを望むのはとても良いことなのです。 |
12章- 5,6 | 支えることより、信じて見守ることが試される時がある | 成人を迎えようとしている若者のように,自分の力への大いなる期待と自惚れを抱きながら独り立ちし,たくさんの不幸や大いなる闇が地球とその天界に見舞われることでしょう。 しかし光は常にあります。蒔かれた小さな種のように育ちます。 地球の若者が自分の至らなさを認識するかの如く経験を積んでいくように,下天の神々はジェホヴィの栄光と,最終的な自分たちの救済のために,手綱を緩めて走り続けるのです。 |
第23書『神の第1の書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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2章- 23-28 | 証明されていないからといって、存在しないとは限らない | 見えざる者に祈らないと,見えざる者に忘れられてしまいます。 神々への儀式や式典を撤廃すると,神々に忘れられてしまいます。 彼らは創造主を忘れるだけでなく,言葉や行動でもその人格を否定しました。なぜなら彼らは創造主が創造した全ての生ける者,人間でさえも神聖視していないからです。 |
4章- 28,29 | 愛を一人に注げば、万人への導きは揺らぐ | 公共の教師は独身でなければなりません。 なぜならそういった人たちは偉大なる霊魂と結婚し,特定の誰かに愛を注ぐことがない男神女神となるからです。 結婚する者たちは,天界と地球の栄光のために子孫を育てるべく,オーマズドによって選ばれたということを覚えておいてください。 |
6章- 4,5 | 法を作った責任は来世にまで引き継がれる | いかなる者も自分の法で死後を束縛してはならない。 しかし統治者や司祭長が作った法に関して言えば,来世に対しても責任を負わなければなりません。なぜならもしも司祭や統治者が闇の法を作ってしまったならば,精神世界で彼らに弁明しなければならないからです。 |
6章- 11-13 | 学びは無駄ではない、たとえ死を迎えようとも | 人間はたかだか数年で死ぬのであれば,どうして世俗に関する事を学ばなければならないのでしょうか? あらゆる学問は霊魂にとっての訓練場のようなものだからです。知識は精神を強くします。 |
8章- 12-14 | 人間は一人では何もできません。導く力が必要なのです | 人間は一人では何もできません。 |
10章- 9-12 | すべての神の声が、真実とは限らない | 神は全ての正義の精神体にとって『天界と地球の長』であり,悪魔は悪の霊魂を統べる長なのです。 王の民は御父を信仰していないため,悪魔とその眷属の餌食となるのです。 |
10章- 13 | 導く者は、誰よりも重い神の意志を背負う | あなたが神について言及するのであれば,人間や天使に対する振舞いに対して,他の誰よりも信心深くなければいけないのです。 |
12章- 8 | 常識を守る力が、社会を支える | 平和に秩序よく,協調性と愛を持って暮らすように教え,自己を律していくことです。それ以外に何が必要ですか? 政治とは王の民に属することです。 |
12章- 9-11 | 学びよりも大切なのは、心を磨くこと | 星や岩,山や谷,あらゆる生ける者死せる者,古代の言語を知っていても,創造主を知らない者は無学の輩です。しかし創造主を知る者は実によく学んだ者です。 あなたの民が天幕や木の下で暮らしているのは,王の民のように壮麗な都市で欲望と死の中で暮らすよりも,創造主の栄光のために人格的にも霊的にも力強く成長するのです。 |
12章- 21-25 | 奪われたなら、新たな地で再び築けばよい | あなたの民がその土地を開発した後,王があなたに敵対してこう言ってきたとします。 『買うか戦うか,そのどちらかでこの土地を手に入れる』 あなたはこう言うべきです。 『いいえ,あなたがこの土地を望むのであれば,私はお金も要りませんし戦いたくもありません。ここをあなたに与えます』 それが,土地から土地へと渡り歩く『選ばれし民』に課せられた使命なのです。 |
14章- 12,13 | 偶像を崇める時、信仰は形骸化し、世界は争いに向かう | 全ての人間はブラフマ,アブラム,ポー,イー・ワ・タという言葉が誰で,何をしたのかを理解するべきです。 彼らは誰にも偶像崇拝されませんでした。なぜなら4人が生きた時代,地球の国々は,彼らが神ではなく,神である私が語ったことを伝道する者に過ぎないことを理解していたからです。 |
17章- 1-3 | 混沌の中で進むべき道は、自らの内にある光が示してくれる | 全ての事実はそれぞれの人間が今暮らしている場所に宿る光をもとに解釈するべきではありませんか? そこでは私の創造物を正しく理解しない『闇の人間』により,誤りが世界にもたらされるのです。 |
17章- 7-11 | 高みを誇る者に、創造主は謙虚さを教える | 地球で生まれたあなたは,地上の目で見て,地上の耳で聞くことしかできず,地上の理性で考えることしかできないのです。 私はあなたの前に,鳥が孵化させようとしている2つの卵を置きました。1つはあなたで,ほんの少し殻を開けて,若い雛鳥は外を見ました。しかしもう1つの方は殻に閉じこもったままです。 両方の卵が孵化した時,1匹の雛鳥はもう1匹の方よりも有利だと言えますか? |
17章- 15-16 | 愛とは、違いを認める勇気である | 私は人間が互いに成長し,思いやれるようにするにはどうすれば良いかを考えています。 全ての信仰者は,信仰心を抱かない定命の者についてや,物事を自分ではなく他人の目で見ることはできないということを考え,学んでいくことが私の教義なのです。 なぜなら不信仰者であってもその存在がもたらす叡智は地上に必要だからです。 |
17章- 17 | 神は自由を尊ぶ。縛られた信仰に意味はない | 全ての教訓の中で最も重要なのは,全ての人間が自由であることです。誰も,誰かの考えに縛られてはならないのです。なぜなら誰も同じように見えないものだし,同じように考えることなどできないからです。 |
18章- 1-4 | 自由とは、責任という重荷を背負う覚悟である | 人間は誰かに『此処で食べなさいとか,彼方で食べなさい』と言いますか? 霊魂は実体人を照らしますが,実体人は霊魂を照らせません。 光は全てにおいて自由なのです。このことを知ることが叡智の始まりなのです。それでも苦しみがなければ束縛された者は自分たちが束縛されていることに気付かないし,気付いたとしても自由を望まないでしょう。 |
19章- 24-29 | 恐れを乗り越える力は、信仰にも、理性にも宿る | 創造主は2人の偉大なる人間を創造しました。信仰者と不信仰者です。 肉体の試練に合格した者は天界や地球において何の恐れもなくなり,『恒久の復活』という栄光が永遠にもたらされます。 ここに到達できなかった全ての人間は,滑りやすい丘を登っているようなもので,彼らは自分自身の光や叡智,自分の才能を栄誉に思い,自分に与えられたその栄誉を自分のために行使することを喜びとします。 しかしその者の栄光は,自分が理解したものを理解することにあります。司祭はその者を信じさせることができず,天界の天使にもできません。誰もその者の思考を制御できないのです。 信仰者と不信仰者というこの2人の人間が,世界中で行われてきたほとんど全ての善行を担ってきました。 一人は丘の高みで働き,上から呼び掛けています。もう一人は丘の下で働いており,上に向かって押し上げているのです。 |
20章- 2,3 | 真実かどうかよりも、その信仰が何を生むかが大切である | ブラフマは昼は説法を行い,彼の息子たちもまた説法と解説を行いました。 ホグだけは不信仰を貫いていたので,大衆の前で口を開こうとはしませんでした。 彼は心の中でこう言いました。 「彼らが言っていることは真実なのかもしれません。もしも真実であれば,それは良いことです。もしも真実でなくても,大衆はそのことを信じて正義と善行を実行します」 |
26章- 20-22 | 真理を知らなければ、自由もまた幻想にすぎない | 私と一つになる者に重労働はありません。 蟻や蜜蜂をご覧なさい。私は彼らを導きます。鳥には巣作りを教えます。 人間だけが頑固で,独自のやり方を確立します。 私と一つになることを学べたらよいのですが! |
28章- 1 | 神の言葉を聞くことと、それに従うことは違う | 人間よ,あなたの神の言葉に対して賢くなりなさい。 私の記録は大地や定命の者たちの書物から汲み取れるものではありません。 |
第25書『リカの書』
出典 | 名言 | 抜粋 |
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22章- 2-4 | 正義を語る者が疎まれる時代に、良心は最大の武器となる | 私は、人間が自惚れた心で『私』を判断しているのを聞きました。その目は家や富といった地上のものにのみ向けられています。私が人間からそれらを奪うと、私に文句を言います。 人間よ、私がどこであなたたちを傷つけたというのですか。 あなたたちは、自分たちの悪しき習慣によって、何百万ものドルジャを闇の中に閉じ込めていたのを知っているのですか。 |
23章- 11-13 | 人生も霊魂も、『愛』という脚本で動いている | 定命の母親が亡くなった子供の肉体にしがみ付き、彼女の友人がなんとか引き離し、その様子を見守る全ての人の心がその愛に胸を締め付けられるように、死者の霊魂と残された定命の人間との絆もまさにそのようなものなのです。 |