
死が近づくとこれまでの人生で何をしてきたかを振り返り、魂が震え始める
王はしばらく考えてからこう尋ねました。
OAHSPE-26『ボン弧の書』10章-15
「息子よ、儂らが殺した者たちの霊魂が天界で儂らを捕らえて傷めつけてくることはできるのか?」
カピーリャは言いました。
「その通りです、王よ」
王は言いました。
「奴らは先に天界にいるから、戦いでは有利になろう。もし奴らが徒党を組んで、そこに指揮官(悪魔)がいれば多大な被害を蒙るだろう。
カピーリャよ、お前の哲学にとって重大な助言をしよう。それは、死が近づくと、儂らはこれまでの人生で何をしてきたかを振り返り、魂が震え始めるのだ。
時々、ディアスに言おうと思っていたことがある。
『今からあなたにお願いをする!』
だが彼が受け入れてくれるような物を何も持ち合わせていないことに気付くのだ。
儂らは健康と繁栄においてはなんと強く、そして逆境と死においてはなんと弱いのだろう!
祈れば天界での儂の立場は良くなるのだろうか?」
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