「Japan」の名前が持つ意味について
日本という名前の由来については、『OAHSPE-10「主神の第1の書」』に、次のように記されています。
北に向かった2艘の船団はイスタと名付けられました。ワガ語でパン大陸の残滓という意味の『ザパン(Zha’Pan)』と呼ばれ、今日では日本(Japan)と呼ばれています。なぜならこの地は北にあり、元から2つに分かれていたからです。
OAHSPE-10『主神の第1の書』1章-55
パン大陸が水没したあとも日本だけが残った理由は、この地が最初からパン大陸とは別れていた場所だったからです。さらに、『OAHSPE』には、日本の土地がパン大陸の北にあったとはっきりと記されています。つまり逆に言えば、パン大陸は日本の南側、すなわち現在の太平洋上に存在していたことになります。

もともと、各地へ散っていったイヒン人たちはパン大陸に住んでいました。彼らは、パン大陸で使われていた言語であるワガ語を話していたはずです。その言葉のひとつ「ザパン(Zha’Pan)」は、「パン大陸の残滓(ざんし)」という意味になるとされています。つまり、「Zha」には「残り物」という意味があるわけです。
日本語の「残」は「ざん」と読みますが、この漢字をもたらした中国語でも「残」は「残り物」を意味し、その発音も拼音(ピンイン)で表すと「zán(ザン)」となります。中国にもイヒン人は上陸していたため、日本と中国の両方で「残」という字が使われているのは、単なる偶然とは思えません。これは、中国に定住したイヒン人が使っていたワガ語の影響が、そのまま「残」という言葉として残ったのではないかと考えられます。
また、ワガ語の「ザパン」が「Japan」に変化したのは、ヘブライ語で「神聖」を意味する「Jah」が当てられたのではないかと推測しています。つまり、「パン大陸の残滓」を意味する「ザパン」から、「神聖なるパン大陸」という意味の「ジャパン」への変化があったというわけです。

日本は明治時代を迎えるまで、英語を受け入れることはありませんでした。そのため「ジャパン」という単語も、日本国内で使われていたとは考えにくく、この言葉は国外で生まれたものでしょう。古代から中国では日本を「倭」と呼んでいたため、日本や中国以外の国で、かつてのワガ語「ザパン」や、ヘブライ語的な装飾を受けた「ジャパン」という形が使われていたと考えられます。
パン大陸の水没は、『旧約聖書』では「ノアの大洪水」として描かれていますが、パン大陸そのものの名は出てきません。大洪水の物語はシュメールの伝承にも見られますが、やはりパン大陸については言及されていません。
それでも、「水没したパン大陸の残滓」という意味を持つ「ザパン」に由来する「ジャパン」という言葉が、現在に至るまで日本を指す言葉として受け継がれていることは、神々の導きによる奇跡としか思えません。
イスタに上陸したイヒン人の使命について
イスタに上陸したイヒン人に主神が託した使命については、『OAHSPE-10「主神の第1の書」』に次のように記されています。
主神はイスタの船団の人々に言いました。
OAHSPE-10『主神の第1の書』1章-56,57
「ご覧なさい。8回の『高位なるダン』が訪れます。あなたたちは天界の御業を解明する鍵となります。なぜなら全人類の中でも,あなたたちが最年長者となるからです。そして私がこの海を開放するまで、あなたたちは全ての種族や国家から隔絶された民族として生き続けます。
それゆえ私の儀式や式典の名称、特に陸と水の名称や、大宇宙や水を掻き分ける船、そして人が舌と唇を使わずに喉で発するあらゆる音を守りなさい。なぜなら地上で私の栄光がもたらされる時、あなたたちもその栄光を受けるからです。
平和と正義と勤勉さを保ちなさい。なぜならあなたたちは後の時代において私の御業と偉大なる霊魂が存在したことの証拠となるからです」
こうして日本は建国され、それは今日まで続いているのです。
パン大陸の水没は、今から約2万4000年前に起きた出来事です。このとき主神は、イヒン人に対して「8回の『高位なるダン(Hi’dan)』が訪れる」と告げました。Hi’dan(ハイダン)とは、およそ3,000年周期で訪れるダンのことで、それが8回訪れる、つまり2万4000年後に「天界の御業を解明する鍵となる」と主神は語ったのです。
その“鍵”となるために、イヒン人に託された使命は、「人が舌や唇を使わず、喉から発するあらゆる音を守ること」でした。

「舌と唇を使わずに」という点については、日本語の特徴とも関係しています。日本語は中国語などと比べて母音の数が極端に少なく、発音において唇の動きが最小限で済む言語です。
たとえば中国語では、単母音や複合母音があり、u と ü のように唇の形を変えることで異なる母音として区別されます。「ウー」「ユー」といった微妙な違いが意味の違いにつながるのです。
それに対して日本語の母音は基本的に5つ(あ・い・う・え・お)しかなく、音の種類が限られています。聞き取りや発音は比較的やさしい一方で、同じ音で複数の単語が存在するため、文脈によって意味が変わることもよくあります。
このような日本語の性質は、イスタに上陸したイヒン人が主神の命に従い、「舌や唇を使わない発音」を守り続けた結果だと考えられます。つまり、日本語そのものが、水没したパン大陸の存在を証明する“痕跡”として残されたということです。
日本語が世界の中でも特異な存在であるのは、パン大陸の水没後、その歴史を後世に伝えるためにイヒン人が担った使命の証であり、それは『OAHSPE』が出版された19世紀末の時点でも「今なお続いている」と明記されています。そしてその使命は、21世紀の現代においてもなお継承されているのです。
参考文献, 使用画像
図書 | 著者 | 出版社 |
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OAHSPE ”A New Bible in the Worlds of Jehofih and His angel embassadors.” | John B. Newbrough | OAHSPE PUBLISHING ASSOCIATION |
聖書 新共同訳-旧約聖書 | 共同訳聖書実行委員会 | 三省堂印刷/日本聖書協会 |
シュメル –人類最古の文明 | 小林登志子 | 中公新書 |
画像:stable diffusion(model:XSMerge-RealisticVisionV3-ForArchi)より生成(画像1,2,3枚目)
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