【名言】自分にできることを精一杯行うこと、それが人間の栄光である

対ジェホヴィ戦争と地球の危機

紀元前3680年頃から始まったアヌハサジ(デユス)を中心とする「対ジェホヴィ戦争」は、反乱を起こした神々が次々と敗れ、地獄に堕ちていくことで終息へと向かいました。

その頃、地球は「ルースツク」にあるツェヴラガのジヤ原野へ入ろうとしていました(OAHSPE-24『対ジェホヴィ戦争の書』38章-13)。このジヤ原野は、地球に大きな影響をもたらす領域でした。

宇宙には、エーテリア密度が濃い「アジ(A’ji)」と、反対に密度が薄い「ジヤ(Ji’ay)」という領域があります。ジヤに入った地球では、結合していたエーテリアの要素が解放され、大量の栄養を含んだ雨となって降り注いだと記録されています。霊魂たちは働かずとも豊かに暮らせるという、怠惰を誘う環境が広がったのです。

下天の崩壊と神々の無為

しかし、過剰に降り注いだ要素は地球の天界に重圧を与え、大気アトモスフェリア界の下天を押し下げる事態を引き起こしました。

クラオシヴィは、紀元前7000年頃に大天使フラガパッティが設立した地球の玉座でしたが、この重みに耐えきれず崩壊の危機に瀕しました。

地球の神は必死に対処しましたが、反逆した他の神々は自分たちの利益を優先して動こうとせず、状況は悪化する一方でした。

ジェホヴィの助言

このとき創造主ジェホヴィが神に与えた言葉が、冒頭に引用したものです。
「全世界を救えないからといって、自分にできることを止めてしまうな。栄光は、自分にできることを精一杯行うことにある」

どれほど努力しても、人間一人の力で全てを救うことはできません。だからといって何もしなければ、後に残るのは後悔だけです。普段から小さなことを積み重ねておくことこそが、やがて大きな働きにつながるのだと説いているのです。

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