【名言】甘やかしは無気力を育て、刺激は霊を呼び覚ます

無気力の正体は「生の実感」の欠落かもしれない

紀元前22,000年頃、地球は大きな転換期を迎えていました。地球の神ネフの力だけでは地上の浄化が不可能となり、上天の神々は闇の霊魂をワガ(パン)大陸に集め、その地を人間ごと水没させたと伝えられています。結果として、多くの命が失われました。

悪事を重ねた霊魂(ドルジャ)はすべて捕らえられ、ハーツォンと呼ばれる天界へ連行されました。そこで彼らは「更生プログラム」を受けることになりました。このプログラムの目的は、地上への執着や憑依をやめさせることにありました。

現世に未練を残した霊魂は、自分が死んだことに気づかず、人間に取り憑いて生きようとします。「もっと楽しみたかった」「もっと生きたかった」という思いが、そのような状態を生むのでしょう。そこで火の壁に囲まれ、絶え間なく追い立てられることで、霊魂は「自分が生きていること」を強制的に自覚させられ、吸い付き状態(胎児的な依存)から脱却していくとされます。

この描写は人間社会にも通じます。周囲に無気力な人がいたとしたら、それは霊的に「生きている実感」を失っているためかもしれません。その場合、ただ甘やかすのではなく、心を揺さぶるような刺激を与えることが大切です。外部からの衝撃が、霊的にも現実的にも目覚めのきっかけとなるのです。

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