偽神による改竄と唯一神信仰の困難
ゾロアスター教の聖典『アヴェスタ』は、実は神イフアマズダの教えを偽神アフラマズダーが改竄したものであるとOAHSPEは伝えています。
ザラツゥストラは本来、創造主オーマズドに仕え、40年の短い生涯で神の意志を実行しました。しかしその後、偽神アフラマズダーが教義を歪め、創造主の名を聖典から消し去ったのです。
同様に、ゼウスもまた創造主ジェホヴィの名を地上から消し、自らを最高神として戦争と支配を広めました。
このように「唯一神を信じる者の運命が過酷である」とされる理由は、地球に留まることしかできない偽神たちが、創造主を信じる人々を敵視するためなのです。
霊魂の階級と上天への道
霊魂には「階級」があり、それは愛・叡智・力という三位一体の光の強度で表されます。
この階級が高まれば霊気(エーテ)を操れるようになり、上天へ昇ることができます。反対に、階級が低ければ上天の生活に耐えられず、地球に留まらざるを得ません。
そのため、偽神たちは上天に行けず、地球を愛するあまり創造主に反旗を翻したのです。彼らにとってジェホヴィが優秀な霊魂を上天に引き上げることは脅威であり、だからこそ信仰者を憎むのです。
原住民への予言と歴史
「もう一人の悪神(キリスト)が来て、この地を純粋なる血で染める」
これはアメリカ大陸において、原住民(インディアン)が西洋人に駆逐されていく未来を予言していたとされています。
創造主イゴクィムを信じた原住民たちは、キリスト教徒の侵攻により弾圧を受け、住処を奪われました。この歴史は、霊魂の階級の低さが生み出す争いの象徴でもあります。
霊魂の成長こそ唯一の道
地上での暮らしが困難であっても、死後の幸福は霊魂の階級を高めることによってしか得られません。
善行を積み、愛・叡智・力を養い、魂を磨くことで人は上天に進むことができます。
「私の愛する者たちよ、強い心を持ってください!」
この言葉は、今を生きる私たちにも向けられているのだと思います。

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