世界の創造と人類の誕生
創造主が虚無の世界から宇宙を創造したことが始まりでした。
最初は誰も住んでおらず、そこに太陽、月、惑星、生命体が生み出されました。創造主は人間を創り、心(光)を与えましたが、善だけでは進化が止まってしまうため、あえて「悪」を生み出し、人間に進化の道を与えました。
この「進化」とは、霊魂の光の強度を高めることを意味します。光が弱ければ悪に傾き、強ければ善の方向に進みます。
アス人とイヒン人
地球に最初に生まれた人類は「アス人」でした。
このアス人を教導するために、天使が「セム」という物質を用いて肉体を作り、彼らと暮らしました。やがて「生命の実」を食べたことで生殖能力を得て、アス人との間に子をもうけます。これが次の世代である「イヒン人」です。
天使たちは創造主から叱責を受けましたが、第6世代まで子供たちを導くように命じられました。
その後、大天使セタンテスが地球最初の神として派遣され、地球は神々の統治の下に置かれました。
闇の種族ドルク人
イヒン人に続いて生み出された人種の中には、光の強度が低いドルク人がいました。
霊的感応度が低いために、目に見える実体的な物(コーポリアル)を真実と信じ、物欲に支配されやすい傾向があったのです。
「悪」とは、この光の弱さを意味します。物欲が強ければ強いほど、光は弱くなり、霊魂は堕落していきます。逆に、無欲であれば光の強度は増し、霊魂はより高みに成長していくと考えられています。

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