金銀と繁栄は祝福ではない
旧約聖書『創世記』にも登場するアブラハムが、民衆に向けて語った言葉のひとつです。彼は「群れたり、金銀を得て繁栄している者」が「神の祝福を受けた」と思い込むことを戒めました。
なぜなら、そのような者には神の救済は必要ないからです。
神が寄り添うのは誰か
神の祝福が注がれるのは、富を誇る者ではなく「奴隷や貧者、病人、従者」といった弱き人々だとアブラハムは説きました。
そして彼は「あなたがたも神のようになりなさい。そうすれば神は常にあなたのもとにいる」と教えています。
真の祝福を理解する
豊かさや繁栄そのものを悪とするわけではありません。しかしそれを「神の証」と錯覚することは危険です。
真の祝福とは、弱者を顧み、救済する心の中に宿るものなのです。
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