天界への道──地上の不確実性から涅槃を志すということ
この地球で健やかに暮らしている人も、病を抱えている人も、不安なく日々を過ごしている人も、苦しみの中で生きている人も――いずれは誰しも肉体が朽ち、活動を停止します。
肉体という宿木(やどりぎ)を失った霊魂は、やがて天使の導きを受け入れ、天界へと昇天します。そして次の転生に向けて、叡智・純粋さ・力を学びながら、自らの階級を高めていきます。
その学びの果てには、さらに高次の上天へと昇るか、あるいは再び地球に転生する道が待っています。
創造主は、私たちに「上天を目指しなさい」と呼びかけています。
というのも、地球やその周囲にある下層の天界(下天)は常に不安定であり、特に時代の均衡が崩れた瞬間、戦争という惨劇が引き起こされます。戦争は、地上における最大の地獄です。いくら個人が祈ったとしても、それだけでこの地獄から解放されることはありません。
中にはその戦火すらも楽しむような、魔に憑かれた者も存在します。しかし、もしあなたがそれを心から拒むならば――この現世で、そして来世においても、地道に階級を高め、涅槃(上天)を志して生きることが求められるのではないでしょうか。
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