【名言】神の言葉を聞くことと、それに従うことは違う

かつて「選ばれし民」と呼ばれたイヒン人たちは、神の言葉を直接聞くことができたと言われています。しかし、現在の地球では、神の声を聞ける人はほとんどいません。

たしかに、神託のような儀式を通して霊魂の声を聞くことは可能かもしれません。しかし、霊魂にも善なる存在と悪しき存在がいます。つまり、声が聞こえたとしても、それが善なる存在のものとは限らないのです。

過去に神の声を聞いた人々は、その言葉を「聖書」として書き残してきました。たとえば『OAHSPE』は、約100年前に記された書物ですが、創造主の言葉に基づいて編集されたものです。

しかし、このような「聖典」を読むだけで人間として霊的に成長できるかといえば、決してそうではありません。

『OAHSPE』では、「善行」の重要性が繰り返し説かれています。たとえ善行の意味を理解していたとしても、実際に行動に移さなければ、霊的な成長にはつながりません。

だからこそ、次の言葉が大切なのだと思います。

「人間よ、あなたの神の言葉に対して賢くなりなさい」

学んだことを行動として実践してこそ、それが心に刻まれ、自分の中で血肉となっていきます。どれだけ多くを読んでも、どれだけ理解しても、それが行動に結びつかなければ、成長は始まりません。

「賢くありなさい」とは、学びを生かす実践者になりなさいという、神からのメッセージなのだと思います。